■栄宗寺について
宗派 曹洞宗 (そうとうしゅう)
山号 関松山 (かんしょうざん)
本尊 薬師如来 (やくしにょらい)
開山 龍昌四世 勝海瑞珠大和尚
(しょうかいずいしゅだいおしょう)
所在 福岡県遠賀郡遠賀町若松2332
TEL (093)293-2038
■栄宗寺由来
栄宗寺は福岡県遠賀郡遠賀町にあり、後ろに鳥見山を背負い、前に遠賀川を眺め、広々
とした田園が広がる平野部に位置しています。
今から凡そ400有余年前の戦国時代、永禄3年(西暦1560年)に開かれた曹洞宗(禅宗)
の寺院です。
栄宗寺を開いた勝海瑞珠禅師は、岡垣町にある曹洞宗龍昌寺の四代目住職であり、この地
において禅の教えを広めました。
栄宗寺の本尊は瑠璃光薬師如来ですが、元々は往古の堂塔寺のご本尊であったと伝えられ
ています。
戦国時代に起こった大友宗麟の乱の際、当時の堂塔寺伽藍が戦火のため消失し、そのご本
尊を栄宗寺にお迎えしたとされています。
この瑠璃光薬師如来は、眼病に霊験あらたかとして、多く地域の信仰を集めました。
■栄宗寺沿革
永禄3年 栄宗寺開山 (栄宗寺開山 勝海瑞珠和尚代)
文化8年 庫裏・客殿再建 (栄宗寺二世 麟蹄堅洞和尚代)
弘化3年 門前石垣寄進 (栄宗寺五世 鉄盤玉伝和尚代)
明治13年 堂宇焼失 (栄宗寺九世 大仙智道和尚代)
同 13年 本堂再建 (栄宗寺九世 大仙智道和尚代)
昭和35年 本堂新築建立 (栄宗寺十四世 大安孝義和尚代)
昭和58年 位牌堂・納骨堂改築 (栄宗寺十五世 瑞應担見和尚代)
平成 7年 庫裏・客殿新築 (栄宗寺十六世 迪冨和尚代)
平成20年 檀信徒用駐車場整備 (栄宗寺十七世 代)
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